日本では小学校や中学校で勉強をした後に高校に進学をしていくケースが多いですが、更に学びを受ける為には大学や専門学校に進学をしていく必要があります。大学や専門学校などは中学校や高校よりも入学金や授業料が高くなりやすいので、金銭的に余裕がない家庭の子供は進学をしないで就職をするような流れがありましたが、高等教育無償化により、金銭的に余裕がない家庭の子供でも大学などに進学できる環境が整っています。高等教育無償化は2020年の4月からスタートされましたが、全ての学生が該当する訳ではないので、注意が必要です。住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯の学生のみを対象にした国の支援策になりますから、お金に余裕がある家庭の学生は対象外になります。住民税非課税世帯に準ずる世帯の学生は支給される額が少なくなるので、ある程度は家庭で負担をする必要がありますから、各家庭の状況によって入学金の減額幅や奨学金の支給額に違いが発生するのが特徴です。